自己犠牲は卒業!子どもを最優先にしなくていい理由

育児

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こんにちは、さゆちゃんです。

臨床心理士として活動中の2児のママです。

今回は、産後鬱&育児ノイローゼを経て思った「子どもを最優先にしなくていい」

ということについて書いてみました。

子育てに絶望した日

私は2020年に第1子の女の子を出産しました。
臨床心理士として子育て中のママに長年かかわってきた私。子どもの発達や接し方については、ある程度学んで分かってきているつもりでした。

でも、産後の生活は想像以上に大変。
夜泣き、授乳、体調不良時の対応、離乳食…
知識としては知っている。でも、それを実際に経験するのは全く違いました。

例えば、夜泣き。
文字に表すとたった3文字。
でも、実際の夜泣きを経験すると壮絶です。

夜中、3時間経たずに起きる娘。私は母乳育児で、そこから片乳10分×2、約20分間の授乳。娘を寝かせ、自分も横になるけれど、そのタイミングで瞬時に入眠できるわけではありません。なぜか目が冴えてしまい、1時間以上寝付けないこともありました。
ようやくうとうとした頃に、また娘が起きて泣き出す…

これが毎日です。
まとまって3時間以上寝れたことはありませんでした。
しかも、私の娘は1歳半くらいまで夜泣きがあったため、復職後も夜中ぐっすり眠れない日々が続いたのです。

よく眠れないというのは、想像以上にキツイです。心身共に大ダメージです。
そんな中、子どもの体調面について気を配ったり、離乳食の準備をしたり、お宮参りやお食い初めのイベントも計画しなければいけないし、毎日の家事もある。

普通に考えて無理ですよね。
でも、それらが全てママに重くのしかかってくる。特に日本はそうじゃないかと思います。
子育てってこんなにつらいんだ。これがあとどれだけ続くんだろう。
望んで産んだ子だったのに、私は子育てに絶望していました。

子育て中のママに対する厳しい言葉

ママになると、子どもの対応についてスペシャリストになることを求められるように思います。
食事面で量を考えたり、栄養面について配慮したり。
体調不良時にどう対応するか、病院は受診するのかを判断したり。
日々、怪我がないように神経を使ったり。
子どもの発達を考えておもちゃを選んだり、遊びに連れて行ったり。

私は臨床心理士ではありましたが、栄養士ではないし、医者でもない。
でも、栄養面や体調面のこともスペシャリストでいなければならない。

餅は餅屋と言うように、もちろん栄養士にアドバイスを求めれば何らかの回答をくれるし、実際に体調不良の治療をするのは医者になります。
でも、それに至るまでの判断をするのはママ。子どもに対する最高責任者は自分であり、全てを担わなければいけないというプレッシャーに私は苦しんでいました。

こんな風に感じているママは、きっと私だけではないでしょう。

それは、日本ではママに対して求めることが多すぎるし、ママに対して厳しい意見をする人がたくさんいるからではないかなと思います。

前述のように、ママが子どもの全てを担って当然であるし、少しでもそこからはみ出るようなことをすると、「子どもが可哀想だ」とすぐに世間から叩かれます。

「ママがもっとしっかりしないとね」
「ママは何をしてたの?」
「ママなんだから子どもを優先しなよ」
「ママなのに恥ずかしくないの?」

こんな意見を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ママだって一人の人間です。
たまには休みたいし、ゆっくり寝たいし、夜飲みにだって行きたい。
好きな服を着たいし、自分の趣味の時間も大切にしたい。
家事も手を抜きたいし、ご飯を作りたくない日もある。

でも、そんな様子を少しでも見せようものなら、「ママなんだから」と厳しい意見をする人が現れます。
「ママは我慢するべき」「子どものことを常に第一に考えるべき」という風潮が、ママを更に苦しめているように思います。

必死で子どもを最優先にしていたけど…

私もそんな世間の声をずっと聞いていたし、子どもを産むまではそれが当たり前だと思っていました。
「20代は遊びまくったから、30代は家族のために生きる」と、出産目前の30歳の誕生日に本気で思っていました。

娘が生まれてからは、あまりの大変さに絶望しながらも、それでも日々の育児と家事、仕事を必死にこなしていました。
自分の睡眠も食事も二の次。トイレだって我慢して、何よりも娘を最優先にしていました。

でも、その結果。
心身共にボロボロになり、産後鬱を経て育児ノイローゼに。
些細なことでキレまくるイライラママになっていました。

まだ赤ちゃんなのに、なかなか寝ないことに怒り、抱っこが乱暴になったこともありました。
まだ1歳なのに、言うことをきかないときに怒鳴り散らしたこともありました。

娘の食事や睡眠にはとても気を遣っていたし、泣いたらすぐに対応していた。自分を犠牲にして、子どもを最優先にしていたはずだった。
でも、私の顔は常に眉間に皺が寄っていたし、娘はいつも怒られていました。

どうしてこうなってしまうんだろう、何がいけないんだろうと、何度も夜に後悔して泣きました。

ママがイライラしてしまうと本末転倒

私がいつもイライラしているので、娘も不安定でよく泣いていました。
夫もそんな私の雰囲気を感じ取って、リラックスできずに居心地悪そうにする日々。
そして私は「こんなに自分を犠牲にして頑張っているのに」と更にイライラ。
負のループに陥り、家庭内の雰囲気はすごく悪かったと思います。

確かに子どもの食事、寝かしつけ、お世話などに時間を割き、自分を犠牲にして、「子ども最優先」でいるように頑張っていました。
でも、その結果ママがしんどうそうにして、いつも怒っていたら…子どもは幸せだと言えるでしょうか。
そんなママの姿を本当に子どもや家族は望んでいるのでしょうか。

娘が泣くと、私はすぐに飛んで行き抱っこしていました。でも、それが続くとだんだんイライラしながらの抱っこになっていました。
そんな抱っこ、子どもにとったら有難迷惑ですよね。
大人でも、恋人やパートナーがイライラしながら傍にいてくれても、居心地悪いですよね。

少しくらい子どもを待たせても、食事が手抜きでも、自分の睡眠時間を優先しても、
ママがいつもニコニコしている方が良いに決まっていると思いませんか?

私は娘が2歳になる頃に、ようやくそう気付きました。
そこから少しずつ、夫や義実家にも協力してもらいながら、友達と遊びに行く日を作ったり、1人で過ごせる時間を確保したりするようにしました。
お世話を完璧にすることもやめて、お惣菜を導入したり、疲れている時はYouTubeに頼ったり。

「子ども最優先」を手放し、自己犠牲をやめたのです。

自分の睡眠や食事、余暇時間を大切にする。そうすることで、常にイライラピリピリしていた私に余裕が戻ってきました。
自分を満たすからこそ、心に余裕ができて、その後しっかり娘とかかわれる。
笑顔で娘に接することで、娘も安定し、泣いたりかんしゃくを起こしたりすることが減ってきたように思います。

私がメンターに教えてもらった、「シャンパンタワーの法則」というものがあります。
シャンパングラスをピラミッド状に積み上げたタワーのてっぺんが自分。
一番上のグラスが満たされるからこそ、溢れたシャンパンを他のグラスに注ぐことができるのです。

子どもが一番ではなく、まずママが自分を満たすこと。
そうすることで、結果的に笑顔が生まれ、子どもや家族も満たされていくのだと思います。

本当に子どもを最優先にしなければならないときのために

ここまで書いてきたように、私は常に子どもを最優先にする必要はないと思っています。
でも、常に自分を優先して子どもをほったらかしにしていいと言っているわけではありません。子どもを優先にしないといけないときもあると思います。

私が子育ての相談をしている人から、こんな言葉をいただきました。

子どもを優先にしないといけないときもある。
子どもが発熱して体調が悪かったり、調子が悪いとき。
嫌なことがあったときや、傍にいてほしいとき、ママに甘えたいときなど。
そんなときはたっぷり、しっかり子どもに時間を使った方がいい。
でも、子ども優先にしないといけないときがいつ来るかはわからない。
そのときが来た時に子どもに優しくできるように、普段からママが自分を優先して、

笑顔で心も体も健康にいることがママの一番の仕事

その通りだなと思います。
子どもが本当に必要としているときに力になれるように、そのエネルギーをチャージしておくこと。
普段からママが笑顔でいることで、子どもも笑顔になれるんです。
なので、自分を満たすこと、自分を優先することに罪悪感を持たないでほしいと思います。

いま4歳になった娘は、「ママ大好き」「いつもありがとう」と言ってくれるようになり、穏やかな毎日を過ごしています。
子ども最優先を手放し、自分を満たした結果、私にも余裕が生まれて笑顔で過ごせるようになったからこそだと思います。「子どもを常に優先しなければならない」という考えは、思い込みだったのです。

今はとっても娘と良好な関係を築いていますが、もう少し早く、この思い込みを手放すことができれば、赤ちゃんのときからイライラせず、怒鳴り散らすこともなく、笑顔で接することができたのになと思います。

どんなに後悔しても0歳、1歳の時間は返ってきません。
もうあんなママには戻らないという気持ちで、これからの娘との時間も、自分の時間も、大切にしていきたいと思っています。

これを読んでくださったあなたが、「子ども最優先でいなければならない」という思い込みから解放され、少しでも自分を大切にできるようになってくれれば嬉しいです。

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